2016年5月4日水曜日

いまの延長線上にない未来へ




流されて生きていた。
 
いや、流されてさえいなかったかもしれない。
 
 
 
同じ場所にとどまる日々。
 
同じ場所で、その場に沈み込んでゆく日々。
 
 
 

毎日が同じだった。
 
朝起きて、家を出る準備をして、同じ会社に行き、同じ人たちと働き、同じ時間に帰る日々。
いつも同じ。
  
 
 
  
同じグレーな日々。
 
 

やりがい?
 
そんなものはない。
 
 

生きる意味?
 
考えたこともなかった。
 
 
 

私は私。グレーな私。 
 
 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
 
 
きっかけは突然だった。
 
 
ある人との出会い。 
 
 
  

「自分を変えたかったら、「感謝」することが大切。人に、周囲に。
そして、まずは、君は君のまま、君自身に感謝してみて」 
 
 
 

その人の言うように目をつぶって自分に感謝してみた。バカみたい、と思いながら。
 
 

グレーな自分に感謝した。
 
自分のグレーさに感謝した。
 
 

感謝。 
 
 
ありがとう、って。 
 
 

自分にありがとうって感謝するのは初めてかな、と 思った。 
 
  
  
 
なぜ私は感謝しているのだろう。 
 
 

自分のグレーさに、
 
自分のキライなグレーであることに、
 
なぜ私は感謝しているのか。 
  

 
 

答えがあふれてきたのは、1秒後か、2秒後か、イヤ、1秒もかからなかったかもしれない。 
 
 
 

いろいろな言葉が、
考えが、
イメージが、
文脈が、
音楽が
 
私の中にあふれてきた。 
 
 
 
  


私を抑えつけているもの
私が抑えつけられているもの
 
 
 
私を束縛するもの
私を身動きできなくするもの。
 
 
 

それにはそれなりの理由があった。
 
 
 

自分を守るため
自分を傷付かないようにするため
自分が自分らしくあろうとするため。 
 
 
  

それは私の選択だった。 選択の積み重ね。
 
  


私が私であるための。
 

私が私らしくあるための。 
 
 
 

でも、違う。 
 
 
 

私はそのようなことを求めていたのではない。 
 
 
 

私は、もう、そのようなことを求めていない。 
 
  

私は変わりたいのだ。
 
私は変わるのだ。
  
 
  
過去の自分を捨て。 
 
 

いや、過去の自分に感謝して、未来の自分を手に入れる。 
 
 
  
 
 
 

そう、そう思った瞬間が私のターニングポイント。 
 
 
 
 
 

いまの延長線上にない未来へ。 
 
  
 
 

2016年、私は変わる。









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